クロ サン ジャック 特異性ある創造と貢献

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クロード・デュガ ジュヴレ・シャンベルタン 1er ラヴォー・サン・ジャック [2016]750ml

ラヴォー・サン・ジャックの畑はジュヴレ・シャンベルタン村のプルミエの畑では最大で9.53haの面積を誇ります。

その内、デュガが所有する畑はたったの0.3haのみ。

畑の向きは南南東と日当たり良く、粘土を含む泥灰土質の土壌からは、力強いワインが生まれます。

平均収穫量は約30hl、平均樹齢は約25年、生産量は年間でたったの5樽。

デュガのワインの中でも最も男性的なワインと言われ、果実味に黒胡椒などのスパイシーさが加わります。

■テクニカル情報■ 産地:コート・ド・ニュイ地区AOCジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ  品種:ピノ・ノワール100% 畑面積:0.29ha 樹齢:25年以上 醸造:新樽率100%のバリックで18カ月間熟成 ★

パーカーポイント91-93点 RobertParker.com #234 2017年12月30日 (飲み頃:2021〜2038年) ブラックベリー、木苺、赤スグリ、砕いた苺の香りが溶け合うピュアなブーケを下地に、石板や海の洞窟のような香りが仄かに香る。

味わいはミディアムボディで、しなやかなタンニンと綺麗な酸を湛えた真っすぐでハリのある味わい。

テロワールを見事に表現したピンと引き締まった味わいが実に魅惑的。

バーグハウンド90-93点 BurgHound.com #69 2018年1月15日 (飲み頃:2028年+) 【★

秀逸なワイン★

】 獣肉や掘り起こしたばかりの大地の香り、林床、黒いベリー系果実のアロマが溶け合うクラシックなラヴォー。

重量感のある筋骨隆々とした味わいのやや重めのミディアムボディで、豊かなミネラルが感じられ、収斂性のある引き締まった後味がシリアスなフィニッシュを締めくくる。

明らかに早飲みタイプとして作られたワインではなく、肉付きの良い充実した味わいへと成熟するまでに時間を要するが、酒齢が若いうちからでも楽しめる要素を下地に秘めている。

ヴィノス90-92点 Vinous.com 2018年1月 やや濃い目の鮮やかな赤色。

チェリー、ラズベリー、リコリス、ジビエを思わせるピュアなアロマに、フローラルな花の香りが高揚感を添える。

プルミエ・クリュよりも一段と甘みがあり、ピリッとしたクランベリーとザクロの風味を湛えた引き締まったハリのある味わいが口内を満たす。

ダイナミックでいて細部までくっきりとした緻密で精細な味わい。

しっかりと引き締まったタンニンがワインの背骨を成している。

肉厚な果肉感というよりは、液汁を豊かに含んだジューシーな味わい。

■2016ヴィンテージ情報■【ベルトラン・デュガより】2016年は、これまで経験した中で最も困難な年だった。

霜害で収穫の一部を失い、更にうどん粉病の被害もあり、収穫量が落ち込んだ。

非常に湿潤な年で、手作業でスプレーを噴射して回る必要があり、これが重労働となった。

この年に実った葡萄は非常に少なく、葡萄の実が熟すのが早かったため、9月19日から収穫作業を開始した。

この年は60%の収量減となった。

例えば、例年30樽ほど生産されているブルゴーニュ・ルージュが、この年はたったの6樽のみとなってしまった。

潜在アルコール度数は12〜12.2%で、シャプタリゼーションは一切施していない。

ワインの品質には大変満足していて、ヴィンテージの持ち味がよく引き出された味わいに仕上がっている。

(バーグハウンド誌 #69 2018年1月15日号より)■ワインアドヴォケート誌 #234 2017年12月30日 掲載記事■最近のレポートを読んでいる読者であれば、ドメーヌの運営がクロード・デュガから次世代へと引き継がれたことで、デュガのワイン作りのアプローチにはっきりとした変化がもたらされたことに既に気付いているだろう。

ドメーヌの醸造哲学の転換をよく表している事実がこの年の収穫開始日で、9月19日と他のどの生産者よりも早く収穫を開始している。

これは、クロード・デュガが当主であった頃には考えられなかった。

現当主ベルトラン・デュガは、主にワイナリーで醸造を担当し、妹レティシアは葡萄栽培を担当している。

彼曰く、他の多くの作り手と同様に、収穫日をいつにするかで、まるまる一週間は悩み抜いたが、日本への渡航で食材の素朴な持ち味を生かす日本食と出逢い、インスピレーションを得たのだと言う。

素朴さを大切にする日本食独特の考え方から、より多いということが必ずしもより良いことであるとは限らず、自然に波長を合わせることを大切にしようという考えに至ったと言う。

(ベルトランは、はっきりと料理の名を述べなかったが、このような考えは、日本の懐石料理の信条に通じているように思われる。

)この考えをドメーヌのワインにも採り入れたいと考えたベルトランは、ワイン作りの際、出来るだけワインの味わいに人の手による痕跡を残さず、力強さよりも細部の緻密さを優先させたシャープでハリのある味わいを目指した。

これは即ち葡萄畑で全ての物事が細部まで整備される必要性を示唆している。

2016年は、デュガの自社畑が全面的にビオディナミ栽培へと移行して初めてのヴィンテージで、生育期前半に豪雨に見舞われ、収穫の半分を霜害で失ってしまったことを考えれば、決して容易な年ではなかったろう。

ベルトランは、ワイン作りは身体的に楽しいものであるが、ヴィニュロンとしての生き方が精神の疲弊を伴うことを改めて実感したと告白している。

デュガの醸造スタイルの変化は、ドルーアン・ラローズに共通する部分がある。

彼らの2016ヴィンテージは、従来のスタイルに比べ、より引き締まった味わいでテロワールの特性がよく引き出され、より知性に訴える味わいであると同時に官能的な要素をも兼ね備えている。

また表立っては公表されていないが、従来、デュガは葡萄を除梗せず果梗ごと発酵させていたが、2016年は葡萄を完全に除梗している。

これは非常に良い決断だった。

というのも、従来のデュガのワインは果梗の存在がワインの味わいや透明度に影響を与えすぎていたように思える。

長年にわたるデュガの愛好家であれば、過去20年間のワインの味わいと比べ、近年のスタイルの変化を感知していることだろう。

ベルトランのワインは、同じテロワールに根差しつつも、クロードのワインとは切り口が違う。

これまでは他の作り手と比べてより力強く果実味を主体とするワインとして知られてきたが、ベルトランの造るワインは、よりクラシックで伝統的なブルゴーニュスタイルに回帰している。

(ロイック・デュガ・ピィやアルノー・モルテのスタイルに近い。

)これらのワインには極めて高い値打ちがあり、特にシャペル・シャンベルタンは、グリオット・シャンベルタンよりも繊細で緻密さがあり、実に素晴らしいと感じるが、ベルトランの意見は私の所感とは反対で、シャペル・シャンベルタンが筋骨隆々とした男性的なワインであるのに対し、グリオットはより女性的なスタイルに仕上がっていると言う。

いずれにしても、どちらのワインも非常に値打ち品である。

この年のジュヴレ・シャンベルタンのヴィラージュも、このレベルのワインの中では群を抜いている。

この年の生産量は非常に低く、ブルゴーニュ・ルージュの生産量は30樽からたったの6樽となってしまった程。

極めて希少なため、手に入るのであれば、迷わず購入することをお勧めする。

DOMAINE CLAUDE DUGAT / クロード・デュガただテロワールあるのみという、畑第一主義のドメーヌ当主クロードが25歳になる長女ルテシアとその3歳下の長男ベルトランとともに引退した父モーリスも収穫等の繁忙期には戦力として加わる。

4ヘクタールほどの小規模なドメーヌを率いる。

厳密な意味でのビオディナミではないが、何よりも畑第一主義のクロードは、いとこにあたるデュガ=ピィのベルナールともども、そのテロワールにかける思いはジュヴレ・シャンベルタンで図抜けた存在。

それは、耕作に馬を復活させたのも、コート・ドールで最も早い。

化学薬品の不使用は声高に叫ばれているが、畑にとっては、トラクターで土を踏み固め土中の生物の活動を阻害するのも大きなマイナス要因となるという点にも表れている。

そのような手入れをされる葡萄の樹齢は平均で40年以上、最低でも25年ほどだが、ヴィエーユ・ヴィーニュでは70年以上を数える。

ともかくドメーヌでは最上のぶどう果を得るための労苦を厭わない。

剪定も細心の注意で臨み、芽掻き、ヴァンダンジュ・ヴェールトそして収穫後の選果台と、徹底して健全で凝縮された果実を追求する。

また濃密なワインからは、非常に遅い収穫でもたらされる果実を想像してしまうが、ドメーヌでの収穫はどちらかというと早い。

2002年はバン・ド・ヴァンダンジュの1日前、酷暑の2003年は8月25日、2004年ヴィンテージでは収穫公示日と同じ9月25日という具合である。

その収穫の時間も気温が上がり過ぎない午前中に行うことを基本にしている。

発酵槽はコンクリートとイノックスで、野生酵母でゆっくりと行われる。

樽はレジオナルとヴィラージュでも50パーセント、プルミエ・クリュとグラン・クリュでは100パーセントの新樽をあてがう。

またSO_も最低限に抑え、基本的に瓶詰め時のみ、当然清澄、フィルター無しで瓶詰めする。

生まれるワインは何よりもピノならではの香り高さが圧倒的で、そこに滑らかなタンニン、しっかりした酸が合わさる素晴らしい凝縮度を備えたもの。

そしてその複雑さや、バランスの良さ、余韻の長さは尋常ではない。

グラン・クリュクラスの味わいはそこそこだがそれ以外はちょっと、といったドメーヌをよく見かけるが、クロード・デュガにおいては、グラン・クリュを味わうということ自体、絵空事に近いものがある為だけではなく、はっきりとACジュヴレにその見事さは十二分に表れている。

また、並び称されるデュガ=ピィに較べると、クロードの生むワインはより酸がしっかりし、エレガントさに秀でていることが分かる。

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